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【ウッドデッキDIY|設計図作成編】意外に簡単!初心者でもサクッと作れる設計のコツ

外構予算OverになったのでウッドデッキはDIYで対応することにしました。

せっかくなので、ウッドデッキ作成までの過程を記事にしていっています!

今回は「設計図作成編」です。

興味あれば他の記事もチェックしてみください✨



ウッドデッキ作成Step



今回は、作成した設計図の紹介や、設計図作成に当たって注意したことを紹介したいと思います。

「根太?大引き?根がらみ?用語がよくわからない」

「コストを低く、耐久力は保って作りたいけどどうしたらいいの?」

「各部材の間隔(ピッチ)はどうすればいいの?」

など、いろいろ詰まるポイントを解消できるかと思いますので、

僕と同じようにDIYでウッドデッキを検討している方に参考になればうれしいです。

この記事でわかること

・サンドイッチ工法での設計方法

・ウッドデッキ設計時のポイント・注意点


是非最後までご一読ください(^^)

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今回の設計方法「サンドイッチ工法」とは?

前回記事にも書きましたが、サンドイッチ工法の特徴を紹介します。

束柱を根太で挟み込むことから”サンドイッチ”と言われているとか。

水平をとる手段が基礎(束石・束柱)の調整ではなく、根太のビス止め時の調整でいいという点が素人の私には大変ありがたいので、採用しました。

サンドイッチ工法の特徴

・束柱を挟み込むように根太をつけて床材を張る工法

・根がらみで根太を支えるが、大引き工法に比べると強度が低い(十分な強度はある)

・構造がちょっと難しそう(実は単純

・根太を束柱にビス止めする時に水平を調整できるので簡単

・フェンスをつけたい場合、束柱を伸ばして簡単に施工可能



ウッドデッキの基礎・土台の種類と役割

束柱?根太?という用語が聞きなれないので、基礎・土台に使う部材の種類と役割をまとめます

種類役割
束石・ウッドデッキ全体の重さを支える部材
・木の柱よりも地面と接する面積が大きいため地盤沈下も防ぎ、安定性を向上させる効果があります。
・地面の水と木材が直接触れることを避け、腐食防止にもなります。
束柱(柱材)・束石の上に置いてデッキを支える部材
・水分との接触をより避けるために、束石と束柱の間に基礎パッキンを挟むこともある
根太床板を真下で支える木材で、床板と直角に交わる形で配置される部材
・人の重さを支える重要なものなので、間隔や水平が重要
大引き・根がらみ・ウッドデッキの枠の安定性を向上させるもので、束柱などの横ずれを防止
・根太の重みを支える補助的な役割もあり
床材・意味そのままでウッドデッキ上面の床材



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設計図の紹介

では素人ながら作った設計図を紹介します。

設計図を作成する方法

設計図を作成する方法は主に3つです。

①手書き

②パワーポイントやExcelなど使い慣れたツール

③3DCADソフト

3DCADソフトは慣れれば簡単に、よりわかりやすい3D図面ができあがりますし、自動で必要な木材数を出してくれる機能もあるので非常に便利です。

以下の画像は僕がSketchUpで作成した途中図面です。今後のために隙間時間に触ってみるつもりです。


僕が見た限りで、無料のクラウドソフトではもでりんクラウドSketchUpあたりが使いやすいと思います。

SketchUpで途中まで作成した図面



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パワーポイントで作成した設計図

ウッドデッキ設計図(画面上:家側、画面下:道路側)

僕がパワーポイントで作った設計図の紹介です。僕は使い慣れているパワーポイントでラフに設計図を作成しました。


本来ならサンドイッチ工法では束柱を根太で挟みこんだり、ウッドデッキ内部も束石・束柱を使うことが多いようですが、僕の設計書はなるべくコストダウンをするために、ところどころカスタマイズしています。

コストダウンのポイント

  • 束石・束柱は周囲から見える面だけにし、家側の見えない面は鋼製束
  • 本来、束柱の両面に根太を付ける(サンドイッチする)が、両端以外は片面のみ
  • デッキ内部は束石・束柱は使わず、コンクリ板+鋼製束で大引きを受ける

 

束柱は90mm×90mの木材を使うので結構高くつきます。

そのため外から見えない面やウッドデッキ内部の束石・束柱を、鋼製束に変えることでコストダウンしています。(鋼製束は1つ800円程度)

コストだけでなく、作業労力も鋼製束の方が圧倒的にラクなので、その点も判断ポイントです



土台を支える地面はコンクリート?土?

ウッドデッキを置く地面はコンクリートではなく、地面に防草シートと砂利・砕石を敷く予定にしています。

雑草対策含めたメンテナンスを考えるとコンクリート施工がよいですが、コストを抑えることを優先です。

以下の記事に、ウッドデッキ床下対策3選をまとめてるので参考にしてみてください。



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ウッドデッキ設計時のポイント・注意点


僕が作った設計図の縮尺はめちゃくちゃ適当ですが、束石・束柱の配置間隔や根太の間隔など、ウッドデッキ設計で大事なポイントは利用する部材の間隔です。(それがわかるレベルであれば手書きでも十分)

その間隔を抑えてしまえば、ウッドデッキの設置場所の距離を分割していき、細かい数字を出していく作業になります。

僕が設計時に注意した各部材の間隔をまとめます。



ウッドデッキ設計時の間隔(ピッチ) ※ハードウッドの場合

  • 束石・束柱を設置する間隔は、1200mm以内が推奨(安定させたければ900mm程度)
  • 根太の間隔は床板が①20mmの場合:450~500mm以内30mmの場合:700~750mm以内
  • 鋼製束を使う場合、鋼製束の間隔は900mm以内
  • マルチポストを使う場合、マルチポストの間隔は600mm以内
  • 床板の隙間は3mm~5mm(水はけと換気のため)

 

 

文章だけでは、どの部材がどの間隔なのか全然頭に入ってこないので、僕が作った設計図でも図説します。



【図説】基礎となる束石・束柱や根太の間隔(ピッチ)のポイント

どの部材の間隔のことを言っているのかわかりやすく図説

上述した「ウッドデッキ設計時の間隔(ピッチ)」のポイントを僕が設計したパワーポイントの図に吹き出しで入れてみました。

赤太矢印:束石・束柱の間隔

青太矢印:根太の間隔

緑太矢印:鋼製束の間隔

茶太矢印:床板の隙間間隔


ウッドデッキの高さについて

ウッドデッキの高さは基礎の高さ=床板が窓サッシの下側に入り込むくらいの高さを想定しています。

サンドイッチ工法では床板の下に根太・束柱・束石という順番で組まれているので、それぞれの高さを考慮して決めていく必要があります。

僕の設計の場合は鋼製束を使う想定なので、束石+束柱、コンクリ板+鋼製束の高さをそれぞれ計算しました。

とはいえ、まだ家ができていないので現時点で精緻化できないです笑

高さは根太の高さや束石の埋め具合で多少調整できるので、現地調整する予定です。
(鋼製束は高さ調節できるのであまり問題なし)

ウッドデッキの高さ計算



鋼製束・マルチポストを使えば高さ調節が簡単

ウッドデッキの束石・束柱の代替品として、鋼製束や樹脂できたマルチポストという製品があります。

これらは木材と比べると耐久性・耐候性が高く、腐食しにくいという特徴があります。

さらになにより、高さ調整が自由自在なので水平調整が非常に簡単というメリットがあります。

デメリットとしては「見栄え」だけなので、気にしない方や幕板で隠せばいいや!という方は是非選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

僕は見栄えを理由に、ウッドデッキ内部だけ鋼製束を使うことにしました。

外周もすべて鋼製束にすると作成負荷がとても下がります。


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まとめ

ウッドデッキのDIYに向けて設計した際の注意点などを紹介しました。

ウッドデッキStep2のまとめ

・ウッドデッキの設計方法は①手書き、②パワーポイントやExcelなど使い慣れたツール、③3DCADソフト

・ウッドデッキ設計で大事なポイントは利用する部材の間隔(ピッチ)

土台を支える地面の方針も検討が必要(コンクリート施工するか、土のままにするか)

ウッドデッキの高さは束石+束柱、コンクリ板+鋼製束など、各部材を考慮して決定、かつ現場で調整が必要かもしれないと考えておく


この設計図を基に、必要な木材や部材を発注をしていきたいと思います!

素人ながら四苦八苦しながらウッドデッキを検討していく様をこれからも紹介していくので、今後も是非チェックしてみくださーい(^^)

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