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【書斎はいらない?】書斎のメリット・デメリット

アイキャッチ34_書斎のメリットデメリット

新型コロナウイルス発生以降、急速にテレワーク・在宅勤務が拡大したことに伴い、自宅に作業場所=書斎をつくる方が急増していますよね。

今は建売でも書斎が用意されたものも増えてきていると聞きますし、注文住宅の間取り検討でもほとんどの人が書斎を作るといいます。

ただ、そんな中筆者は「書斎を作らない」という選択をしました。

本当に他の何かを削ってまで「書斎」は必要ですか?


この記事では改めて書斎が必要かどうか、僕が考察したメリット・デメリットを解説したいと思います。

この記事でわかること

・書斎がある間取りのメリット・デメリット

・書斎がない間取りのメリット・デメリット

・書斎がある・ない間取りに向いている人


書斎は確かに在宅勤務を行う上で必要ですが、その分なにかを削ることになります。

何も考えずに採用するのではなく、一度考え直すキッカケになればうれしいです。



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書斎がある間取り・書斎がない間取りのメリット・デメリット

さて、書斎がある間取り・ない間取りのメリット・デメリットの比較表を作成しました。

書斎の有無メリットデメリット
書斎がある
間取り
プライバシーを確保
集中できる環境を確保(ON/OFFが簡単)
③必要機器の配置場所を確保
作業効率がいい
他の部屋面積が削減
②仕事場所が書斎のみに限定
③書斎家具・設備にコストがかかる
④部屋に籠もるため家族コミュニケーション低下
⑤使わなければ無駄
書斎がない
間取り
スペースを有効活用できる
②最低限の家具・設備でコストがかからない
③仕事場所が自由(レイアウト変更自由)
家族とのコミュニケーションが可能
プライバシーの定常的確保はできない
Web会議を行う場合の対策が必須
③周りが気になり集中できない(ON/OFFが難しい)
書斎の有無によるメリット・デメリット比較


それぞれ、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

書斎を採用して後悔しないように、デメリット部分にもしっかりと目を向けましょう。


書斎がある間取りのメリット

プライバシーを確保

家の中に「書斎」がある場合、閉ざされた空間を確保できることから、プライバシーを確保することができます。

言い換えればセキュリティー確保にもつながるので、安全性も高いと言えます。

コンプライアン的にも重要な電子ファイル・書類は家族に見せることもNGなので、そういった危険を予防できます。

②集中できる環境を確保(ON/OFFが簡単)

仕事モードのON/OFFを環境面でサポートしたい方にとっては集中できる環境は重要です。

これまでは「出社する」「帰宅する」ことでON/OFFしていた部分を「書斎にいく」「書斎からでる」ことでON/OFFするができます。

人にもよりますが、「ON/OFFが難しい」というのはリモートワーク・在宅勤務をしている中で本当によく聞く悩みです。

こればかりは他の部屋で代用することは難しいので、「書斎」の大きなメリットと言えると思います。

僕の同僚でも、ON/OFFが出来ずにストレスと言っている人がいます


③必要機器の配置場所を確保

また、専用の個室があることから、モニターやプリンター、書類類を全て集約することができ、収納面でもメリットになります。

PCやモニター類以外にも、業種によっては図面作成のための筆記用具や図面台、ペンタブレットといったスペースが必要な機器・設備を定常的に配置する必要がある方もあります。

そういった機器設備をリビングに放置するわけにはいかないですが、「書斎」があれば片付けも不要です。

作業効率がいい

専用の部屋があれば仕事関係の設備・書類を集約し、「書斎」の中で完結させることができるので仕事効率がよくなります。


書斎がある間取りのデメリット

①他の部屋面積が削減

専用の個室を作ることになるので、必然的に他の部屋(LDK、寝室、ウォークインクローゼットなど)の面積が減ってしまいます

書斎の多くは2畳~3畳ほどの広さになるため、当たり前ですがそのスペースを捻出しなければいけないです。
※2畳=1坪=一般的なお風呂サイズと思ってください。

LDKを減らす?洗面所・脱衣所を1つにする?寝室を狭くする?ファミクロ狭くする?

その他の部屋面積を削減してまで書斎を採用するのか?ということの検討は必要です。

値上げの波が押し寄せて最近はコンパクトな家が主流ですが、その中に書斎が必要かどうかですね。


②仕事場所が「書斎」に限定

全てを書斎に集約できるのは便利な一方、仕事場所が書斎に限定されます。

機器の配置や配線を固定してしまうと、もし「他の部屋で作業をしたいなー」って思った時に大変です。

全て固定にするのではなく、移動ができるような柔軟性は必要かもしれません。

③書斎家具・設備にコストがかかる

書斎を作るにも壁材・設備代などのコストももちろん加算されます。(エアコンも付けると結構な額になります)

こういった初期費用に加えて、書斎専用の家具・家電・便利グッズは増えていくかと思うので、コストは増える傾向が強いです。

④部屋に籠もるため家族コミュニケーション低下

業務多忙量にもよるかもしれませんが、「在宅勤務」なのに「書斎」に籠る可能性が高くなるため、家族コミュニケーションが低下する恐れがあります

「低下」というと語弊があるかもしれませんが、リモートワーク・在宅勤務なのに書斎に籠ると家族とのコミュニケーションが持てません。

特に子育て世代の場合は、奥様との期待値のずれが対立にもつながるので注意が必要です。

妻としても仕事・会議があるのはわかってるけど、当たり前のように部屋に籠って出てこないとイライラが溜まってしまいます。ごはんの量が増えるだけ!


在宅勤務をしていると、業務時間外でもメールチェックや作業できてしまうので、家族とのコミュニケーションをとるための切り替えが重要です。

⑤使わなければ無駄

限られた面積の中に書斎を作ったものの、あまり使わないということになると一番の失敗です。

目的が違うので、もし物置きになったとしてもキレイに収納することは難しいでしょう。

新型コロナウイルスの影響で書斎の人気が一気に高まり、間取りに採用される事例が多くなりましたが、落ち着きを取り戻して従来の出社型に戻す企業も増えてきています。

そうすると、折角の書斎が無駄になるので、書斎以外の使い方も視野に入れるとよいと思います。

出社型に戻る企業例

・グーグル:「ハイブリッド型」

・アップル:「ハイブリッド型」

・ホンダ:週5出社

・楽天グループ:週3→週4出社に

・クックパッド:原則出社



書斎がない間取りのメリット

スペースを有効活用できる

「他の部屋に書斎分のスペースを有効活用できる」ことは大きなメリットだと思います。

書斎は最も一般的な広さは2畳~3畳、広めにとる人は4.5畳~6畳とる方もいるようです。

その広さをLDKや子供部屋・フリースペースなどに活用できると間取りの選択肢が大幅に増えますので、在宅勤務で書斎が必要かどうか、天秤にかけてみてください

増える選択肢の例

・LDKなどの部屋を広くできる

・洗面所・脱衣所を別にできる

・お風呂サイズをUpできる

・パントリーを作る、または広くできる

・ファミクロやWICを作れる、または広くできる

etc


最低限の家具・設備でコストがかからない

個室を1つ減らすことができれば壁材などの建築設備、エアコンが不要になりますし、収納・イスなどを他の部屋と共用できれば仕事設備を改めて用意する必要がないので、コスト的にも安上がりになるでしょう。

仕事場所が自由(レイアウト変更自由)

家の中に「書斎」がない場合、仕事場所に制約がなく自由・柔軟に仕事を行うことができます。

場合によっては家庭内の対応を行うことができます

また、仕事場所にとらわれずに家の中のレイアウトも自由に変更できる点はメリットと言えると思います。

家族とのコミュニケーションが可能

家族がいるオープンスペースで仕事するため、常に家族とコミュニケーションをとれるでしょう。

子供のおむつ替えやミルクなどにもスグに対応できます


書斎がない間取りのデメリット

プライバシーの定常的確保はできない

オープンな空間で仕事をすることになるため、書斎に比べるとプライバシーの定常的な確保は難しいです。

そのため、スクリーンセーバをしっかり行うことや、子供が勝手にマウス・キーボードを誤操作しないような配慮が必要と言えるでしょう。(書斎でもそれは必要ですが)


Web会議を行う場合の対策が必須(寝室?WIC?)

Web(オンライン)会議を行う場合はなるべく雑音が入らないように静かな部屋に移動する必要があります。

そのため、他の部屋に会議用のスペースやコンセントを計画しておきましょう。

僕は寝室、WIC内に一応コンセントを用意しました。


周りが気になり集中できない(ON/OFFが難しい)

周りの音や映像が気になって、仕事とプライベートのON/OFF切り替えができないという場合には向きません

「仕事専用の場所・スペースにいく」ことが精神的なスイッチになっている場合は書斎がないとストレスになります。

家族にイライラをぶつけることになると最悪なので、自分の性格もよく考える必要があるでしょう。

書斎がいる人・いらない人ってどんな人?

では、メリット・デメリットを踏まえると、

・どんな人に書斎が必要

・どんな人には書斎は不要


なのでしょうか。

書斎が必要な人

会議が非常に多い人

会議が非常に多く、ずっとWeb会議を行っている人には書斎が必要でしょう。

リビングでずっと会議をして、周りに静かにすることを要求すると家族仲が悪くなる原因になるので、会議が多い人は書斎を採用することを考えましょう。

ON/OFFが難しい人

子供が遊んでいたり、周りでくつろいでいる空間では集中できない人は書斎が必要かと思います。

リビングで仕事をすると、子供に話しかけれたり、片づけをしたり、断続的に集中が切れることは多いです。

集中力を時間をかけて深めるタイプの人、環境を変えることでON/OFFを切り替える人には書斎が必要になります。

書籍・書類、設備が多い人

仕事関連の書籍や書類が多い人、または仕事道具に大型設備が必要な人は必然的に書斎が必要になります。

そういった方は仕事関連のモノを一か所に集めておく必要があるので、収納力も確保できる書斎が必要になります。

書斎が不要な人

移動しながら仕事ができる人・したい人

家の中に限らず、カフェや公園など外で仕事ができる、したい人にとっては書斎は不要です。

そういったノマドワーカーはどこにいても仕事モードのON/OFFも可能なので、家に書斎を作るよりも他の部屋にスペースを有効活用した方がよいでしょう。

僕のように、ON/OFFの概念がそこまでない人も書斎は必要ないでしょう。

うちの旦那は、どこでも集中して自分の世界に入れます。
入ってる間はほとんど周りの音が聞こえていないようですが笑


仕事関係のモノが少ない人

そもそも設置する設備がない人ノートPCとタブレットで十分な人は、わざわざ2畳~3畳の書斎を作る必要はないでしょう。

自分だけの空間がほしい、書斎だけは自分好みのインテリアにしたいなど、娯楽性を求めないのであれば他の部屋・収納で代用できないか検討してみてください。

筆者は書斎を用意するほどの設備・道具がなかった、というのも書斎を作らなかった1つの理由です。

PC、タブレット、モニター、マウス、無印の収納が2つほど。。。



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書斎がない場合の必須アイテム・便利グッズ

書斎がなくても、効率的に仕事ができる便利なグッズを紹介しておきます。

モバイルモニター

USB-Cで接続も可能で、15.6型の十分な大きさ!軽量なのでPCと一緒に持ち運びが簡単です。

イヤホン

筆者はこれ一択です。ノイズキャンセリング、急速充電、温室OK、軽量、周囲の声を聴ける等、フリーワークに最適な骨伝導イヤホンです。

マウス

マウスも持ち運びを重視するとこの2本がおすすめ。

PCスタンド

ノートPCを持ち運ぶ場合は、PCスタンドも合わせて持ち運びしましょう。

目線が上がることで、腰・方・目に良いことしかありません!

おすすめはMOFTなのですが、僕のPCはモデルチェンジの際に、貼り付け部分が排気口を完全に塞ぐことになってしまいました。購入される際はご注意を。

貼り付けタイプ以外では持ち運びも簡単、角度調整も可能な以下製品がおススメです。



コロナ禍以降「書斎を採用するは当たり前」は本当?嘘?

ここまでメリット・デメリットを紹介してきましたが、僕は完全にリモートワーク・在宅勤務なので「書斎は絶対につくる!」と当たり前のように思ってました

筆者のテレワーク状況

・コロナ発生以降、在宅勤務開始

・在宅勤務が継続しているため、首都圏⇒和歌山に移住しハイブリッドワーク化

・ハイブリッドと言えども2年間で出社したのは事務目的の2回だけ


ただ今回注文住宅を作るにあたって、

実際にはどれくらいの人が書斎を作ってるんだろう?


と思い調査したところ、リクルート住まいカンパニー「コロナ禍を受けたテレワークの実態調査」調査で面白いデータがありました。

データを確認すると、書斎を利用している人は意外に少なく、自宅環境を整備するつもりがないという人が4割ほどいました。

個人的にはもっと専用スペースを作って作業環境を整備していると思ってました。

このデータを見て、「冷静に自分にとって書斎は必要か?」を考えるようになりました。

たしかに意外と少ないし、先入観を考え直す方がいい気がするね。


(参考)テレワーク/リモートワーク・Web会議実施場所や環境整備について

テレワーク・Web会議実施場所

・テレワーク、Web会議はリビング・ダイニングで実施しているケースが多い

・書斎などの専用ルームは20%以下

・既婚(子供あり)の場合でも50%~70%がリビングなどで実施

・「自宅環境を整備したい」人は約6割、4割は整備意向なし

テレワークの実施場所

Web/テレビ会議実施場所

このデータの面白いところは、子供がいる家庭でも50%~70%が書斎ではないという点です。
詳しくは検索するとPDFが出てくるので見てみてください。


書斎が必要かどうかも改めて検討しよう

新型コロナウイルスによって急速に広まったリモートワークと合わせて、採用頻度が上がった「書斎」。

いま新型コロナがインフルエンザと同じ扱い(5類)に変更され、出社体制に代わる企業も増えている中で、改めて注文住宅を検討されている皆様は必要かどうかを考えてみるといいかもしれません。

僕が書斎をなくしてどういう風に仕事していくかは、家ができたら記事にしていきます。

書斎をなくしたこともあり満足いく間取りになりました。



蛇足:間取り図での書斎の表記について

「書斎」は英語で”Sttudy Room(スタディルーム)"とか"Study Space(スタディスペース)"と言ったりします。

なので、間取りも「SR」とか「SS」かな?って思ってましたが違いました。

日本では「仕事部屋」という意味合いが強いので、「WS」”WorkSpace(ワークスペース)”と表記されるようです。

ご参考までに。

家づくり中の皆様の参考になれば幸いです。

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